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11月もご来院ありがとうございました。

年末年始のお知らせ

皆さんこんにちは。
寒い日が続いておりますが、体調は大丈夫でしょうか。
今年も残すところ、あと1ヶ月程となりました。
僕たちエムズ整骨院志木本町院もおかげさまで、開院して4回目のお正月を迎えようとしています。
振り返れば今年も沢山の患者様にお会いする事ができました。
いつもお伝えしておりますが、地域の皆様のご協力や僕たちにお身体の改善を委ねてくださっている患者様には本当に感謝しております。

また、12月も来年へ向けて皆様が健康で元気になれるようスタッフ一同努めさせていただきますので変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。

年末年始の休診については下記の日程になります。
ご確認ください。

12月29日(日) 9:00〜17:00通し診療
12月30日(月) 休診
12月31日(火) 休診
1月1日 (水) 休診
1月2日 (木) 休診
1月3日 (金) 休診
1月4日 (土) 通常診療

神経症状でお困りの方へ

ここ最近ですと、腕、手指の痺れや大腿部から下腿部へかけての痺れに悩まされている患者様が多くいらっしゃいます。
原因としては大多数の方が、上記の部位に至る大元の場所、、、、首や腰に問題がある事が多いです。
私、橋本も数年前に左腕から指先にかけて痺れが出た経験がございます。。
自分が体感したからこそ、皆様のお気持ちがわかります。

エムズ整骨院では、そういった症状に対して常に1人1人に適したアプローチや治療計画を試みております。
そんな中でも本当に首や腰が問題なのか。
それとも、末梢に問題があるのか。
などよく検討したりしますが、その一つの徒手検査方法として深部腱反射を確認し確認しています。
また、それを元にデルマトーム(神経領域)を基準に関連痛があるかも診ています。
では、デルマトームとは何か?
改めて簡単にご紹介していきます。

デルマトームとは、、

『皮膚が感知する刺激を入力する脊髄レベル』
『脊髄の各髄節は特定の皮膚領域の感覚を支配しているため、脊髄神経による皮膚の分節的支配様式』
『脊髄神経が支配している皮膚感覚の領域を模式図化したもの』

デルマトームは、様々な表現で説明されています。
エムズ整骨院にご来院される患者様にも症状に応じて時々お話ししますが、デルマトームと言われても、あまりパッとしませんよね?

デルマトームとは簡単に言うと、脊椎(背骨)から走行する脊髄神経でどこの場所が障害され痛みや痺れが起こっているのかを教えてくれる「地図」のようなものです。

まずはデルマトームへの理解の第一歩として、脊髄神経を知ることが重要です。

それぞれの神経の頭文字をとって、、、
頚神経(cervical nerve)=C
胸神経(thoracic nerve)=T
腰神経(lumbar nerve)=L、
仙骨神経(sacral nerve)=S
尾骨神経(coccygeal nerve)=Co


上記のように表記されます。
このアルファベットに神経の番号を付けるます。



デルマトームを理解するためには、まずは「脊髄神経」を少しだけ理解することが最も近道だと思います。

脊髄神経は、脊椎の椎間孔から1対ずつ出ています。

頸椎の間から出ているのが頸神経(8対)
胸椎の間から出ているのが胸神経(12対)
腰椎の間から出ているのが腰神経(5対)
仙椎から出ているのが仙骨神経(5対)
第1尾椎と第2尾椎の間から出ているのが尾骨神経(1対)です。

・デルマトームの活用方法

デルマトームは、前述のとおり脊髄神経が支配する皮膚感覚の領域のことですので、実際に痛みや痺れが生じている部位から、どの脊髄神経が障害されているのかを知ることができます。

これを利用し、患者様から症状をお伺いする際
に足のスネが痺れる。お尻が痛い。指が痺れる。
など色々なお話しがあがってきた時に、脊柱の椎間に問題があると疑ったときは検査内容も変わってきます。

実際、調べる方法としては、私たちは院内にて画像撮影することはできません。
ですが、特定の内容を把握する深部腱反射や知覚鈍麻の有無。いつからの症状なのか?
発生機序などを材料にお見立てして処置していく事ができます。

この投稿をご覧になって、身体に痛みやご不快な症状があると思った方は是非ご相談ください。

検査した結果、神経の影響がない事も充分考えられます。
皆様が安心して生活できるようお力になれればと思います。


12月もスタッフ一同、皆様を元気にできるよう頑張って参りますので皆様のご来院お待ちしております!