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テーピングについて

段々と肌寒くなってきましたね!

こんにちは!エムズ整骨院です!

ついに夏らしい夏は終わり、気温の低さが目立つようになってきましたね!
来院される患者様の服装が長袖に変わってきたのを見てようやく夏が終わったんだと実感できました!
秋といえば食欲、スポーツ、読書、行楽の秋というような幅広いテーマで活躍する季節ですね!
特にスポーツにおいては急激な気温の変化により筋肉の緊張、怪我が起こりやすい時期となっています、是非色々な秋を楽しんでもらうためにもお身体のケアは欠かさないようにしましょう!
10月も皆様の来院お待ちしてます!

テーピングとは

テーピングとは、専用の粘着テープで関節や筋肉を補強し、ケガの予防や痛みの軽減を図る方法です 。テープには伸びないホワイトテープと、伸縮性のあるキネシオテープの2種類があります 。ホワイトテープは布製で関節をしっかり固定し、ケガの予防や再発防止などに使われます 。一方、キネシオテープ(キネシオロジーテープ)はゴムのように伸びる「人工筋肉テープ」とも呼ばれ、関節や筋肉を動かしながら支える目的で使います 。筋肉の動きを助けて痛みを和らげたり、安心感によるパフォーマンス向上も期待できます 。また、キネシオテープは肌に優しく長時間貼れるため日常生活でも使いやすいです。

場面別のテーピング活用法
• スポーツ前のケガ予防: 運動前にテープを巻けば関節の動きを適度に制限し、捻挫などのケガを未然に防げます。例えば足首や膝にホワイトテープで固定を加えると関節がブレにくくなります 。筋肉にもキネシオテープを貼れば動きをサポートし、疲労軽減やパフォーマンス向上にもつながります 。
• 日常生活での痛み軽減: 膝や腰など痛む部位にキネシオテープを貼れば、関節や筋肉が支えられて動作時の痛みが和らぎます 。薄く伸縮するテープなので体の動きを妨げにくく、高齢の方にも利用しやすいです。
• リハビリ中のサポート: ケガの回復期にもテーピングは活躍します。不安定な関節をテープで補強・固定すると、靭帯や筋肉への余分な負担を避けつつ安全にリハビリ運動が行えます 。

部位別テーピングの巻き方例

足首・ひざ・手首への基本的なテーピングの巻き方を説明します。巻くときは皮膚を清潔にし、関節を適度な角度に保つことが大切です。また、テープを強く引きすぎず、巻いた後に指先の色つやを確認して血行が悪くなっていないかチェックしましょう 。

足首のテーピング(捻挫予防)

足首は捻挫を起こしやすい部位です。運動前には足首が内側に過度にねじれないようテープで補強します 。以下はホワイトテープを使った基本的な巻き方です。
1. アンカー: くるぶしの少し上と足の甲にテープを一周ずつ巻き、土台となるアンカーにします。
2. U字テープ: 内くるぶし側のアンカーからテープを貼り始め、かかと下を通って外くるぶし側のアンカーまでU字型に貼ります 。足首の横ブレを防ぐ補強テープです。
3. 8の字テープ: 足首と足を固定するため、八の字になるようテープを巻きます。足の甲から外くるぶしへ斜め下ろし、かかとを半周したら内くるぶしに抜け、再び足の甲に戻る経路で巻くと足首後方で「8」の字を描けます 。
4. 仕上げ: 最後にアンカー部分にもう一度テープを巻き、途中のテープの端を固定します 。巻き終えたら足首を軽く動かし、きつすぎないか確認します。

膝(ひざ)のテーピング(安定化)

膝はスポーツでも日常でも痛めやすい関節です。テーピングでは膝の動きを制限しつつ支えを与える巻き方が求められます 。以下は膝の内側の不安定さを抑える基本手順です。
1. アンカー: 膝の少し上と下にテープを一周ずつ巻き、アンカーにします。
2. X字テープ: 膝のお皿(膝蓋骨)を囲むよう斜めにテープを貼ります。まず膝下アンカーの内側から貼り始め、膝のお皿上を通って膝上アンカーの外側へ貼ります。次に膝下アンカーの外側から、お皿の下を通って膝上アンカーの内側へ貼ります。2本のテープで膝の上にX字ができ、関節を安定させます 。
3. 仕上げ: アンカー部分にもう一度テープを巻き、X字テープの端を固定します。膝のお皿には直接テープを貼らないようにし、巻いた後に膝を軽く曲げ伸ばしして違和感がないか確認します。

手首のテーピング(保護)

手首は捻挫や腱鞘炎を起こしやすい部位です。テーピングで手首を補強すると、手を突いたときのケガ予防や痛みの軽減に役立ちます。以下は手首を反らしすぎないよう固定する基本手順です。
1. アンカー: 手首の関節より少し肘寄りの位置にテープを一周巻き、アンカーにします。
2. X字サポート: 手の甲に斜めのテープを貼ります。テープを手首の親指側から貼り始め、手の甲を横切って小指側の手首まで貼ります。続けて別のテープを小指側の手首から反対方向に貼り、親指側の手首まで渡します。手の甲にX字のテーピングができ、手首の過度な動きを防ぎます 。
3. 仕上げ: 手首にもう一度テープを一周巻き、クロステープの端を固定します。巻き終えたら手首を軽く動かし、きつすぎないか確認します。



正しくテーピングを行えばケガの予防や痛みの軽減に役立ちます 。巻き方に不安がある場合は無理をせず、専門家に相談しながら安全に取り入れてみましょう。