BLOG

ビタミンとは

こんにちは!エムズ整骨院です!

こんにちは!エムズ整骨院です!

最近はすっかり寒くなってきて暖房をつけたくなる季節になってきましたね!
ちょうど今ぐらいが紅葉も綺麗に咲いていて見頃の時期ではないでしょうか、近辺だと朝霞の青葉台公園、新座の平林寺あたりが綺麗に咲いていると患者様からお聞きしました!
興味のある方は是非秋を感じてきてください!
さて、この時期は気温が下がり、転倒や関節痛が増える時期です。痛みや動きづらさを感じたら無理をせず、早めにお体のケアをしていきましょう。少しでも不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご来院ください!

ビタミンとは

ビタミンとは、体の正常な機能を保つために欠かせない微量栄養素であり、エネルギー源や体の構造材料にはならないものの、代謝・免疫・神経機能の調整など、生命活動の要となる働きを担っている成分である。体内で十分に合成できない、もしくは全く合成できないため、食事や日光などの外部から定期的に摂取する必要がある点が大きな特徴である。

ビタミンは大きく**脂溶性ビタミン(A・D・E・K)と水溶性ビタミン(B群・C)**の2つに分けられ、性質によって体内での働きや不足しやすさが異なる。脂溶性は肝臓や脂肪組織に蓄えられやすく、逆に過剰摂取で蓄積しすぎると毒性を示す場合がある。一方、水溶性は体に蓄積されにくく、過剰分は尿として排泄されるため不足しやすいが、基本的に過剰症は起こりにくい。



■ 脂溶性ビタミンの特徴と働き

① ビタミンA(レチノール)

視覚の維持、皮膚・粘膜の健康保持に欠かせない。暗いところで見えづらい「夜盲」や乾燥肌、感染症にかかりやすくなるなどの症状は不足の代表例。レバー、卵、緑黄色野菜に多い。過剰摂取すると頭痛・吐き気・肝機能障害などのリスクがあるためサプリには注意。

② ビタミンD

カルシウム吸収を助け、骨・歯の形成を支える。近年は免疫調整、メンタルの安定、筋力維持にも関与することが分かり注目されている。日光(紫外線)を浴びると皮膚で合成され、魚類やきのこ類に多い。不足すると骨が弱くなる、免疫機能低下、慢性疼痛が出やすくなることもある。

③ ビタミンE

強力な抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ。血行促進の働きもある。植物油、ナッツ類、アボカドなどに豊富。

④ ビタミンK

血液凝固に関わるビタミンで、骨の健康にも必須。納豆、緑黄色野菜に多い。抗凝固薬ワーファリン使用者は摂取量に注意が必要。



■ 水溶性ビタミンの特徴と働き

① ビタミンB群(8種類)

代謝のビタミンとも呼ばれ、エネルギー産生、神経伝達、赤血球生成など多方面に関わる。
• B1(チアミン):糖質代謝。疲労感、脚気の予防。豚肉に多い。
• B2(リボフラビン):脂質代謝。皮膚や粘膜の健康維持。
• B3(ナイアシン):エネルギー代謝・アルコール分解。欠乏で皮膚炎・下痢など。
• B5(パントテン酸):ホルモン合成、ストレス対処に関わる。
• B6(ピリドキシン):タンパク代謝、神経の安定。月経前症状にも関与。
• B7(ビオチン):皮膚、髪、爪の健康に関わる。
• B9(葉酸):細胞分裂・胎児の神経発育に必須。妊婦はとくに重要。
• B12:神経維持、赤血球生成。欠乏で貧血・しびれ。動物性食品に多い。

B群は互いに補い合うため、単独より複合的に摂る方が効果的。

② ビタミンC(アスコルビン酸)

抗酸化作用、コラーゲン生成、免疫力、ストレス耐性など多くの働きを持つ。風邪予防や肌の調子改善でも有名。野菜・果物に豊富だが熱に弱いため生食が有利。



■ ビタミン不足が起きやすい人の特徴
• 外食・コンビニ中心の食生活
• 糖質・脂質に偏った食事
• ダイエットによる食事量の減少
• 日光をあまり浴びない(ビタミンD不足)
• アルコール摂取が多い(B1が大量に消費される)
• 高齢者(食欲減少+吸収力低下)
• 激しい運動をする人(代謝が増えるため必要量も増える)

ビタミン不足は筋力低下・回復遅延・集中力低下などにつながり、パフォーマンスにも影響する。



■ 摂り方のポイント
1. まずは食事から
 サプリはあくまで補助。特に脂溶性は過剰症リスクあり。
2. 複数の食品を組み合わせる
 野菜・果物・肉・魚・卵・乳製品・きのこなどをバランスよく。
3. ビタミンDだけは例外的に不足しやすい
 現代人は日光不足で欠乏が多い。適度な日光浴か、魚・卵で補う。
4. 運動する人はB群とCを消費しやすい
 筋回復や代謝向上のために意識して摂ると良い。



■ まとめ

ビタミンは量としては微量だが、代謝・免疫・神経・筋肉・皮膚・骨といった体のあらゆる機能に深く関わっている。偏った食事や生活習慣によって不足すると、疲れやすい、肌荒れ、集中力低下、筋肉痛の回復遅れなど、日常レベルの不調から、重度の欠乏症まで幅広い問題が起こりうる。普段の食事に多様性を持たせ、必要に応じてサプリで補いながら、生活リズムと合わせて総合的にケアすることが重要である。