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8月も元気に診療しております。

8月のスケジュールについて

みなさんこんにちは。 暑い日が続いている事により、涼しい時間や動きやすい天候の日などに来院が多い傾向にあり、一日の中で一定のお時間に集中してご来院していただき、お待たせしてしまった患者様には大変ご迷惑をおかけ致しました。
申し訳ありません。
スムーズにご案内できるよう心がけて参ります。
お時間の調整など、ご協力いただいてる患者様。 本当にありがとうございます!!!
当院はお盆期間通常診療しております。
期間をずらし、毎週水曜日に加え、 8/19(土)20(日)21(月)の3日間休診させていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、お間違えのないようお願い申し上げます。 早い方は11日頃から夏休みでお出かけしてる方も多いのでないかと思います。
ケガや事故にならないと良いですね。 もし、何かこの連休中に痛めてしまったなどございましたら上記以外の日時は診療しておりますので、早急にご連絡ください。
皆さんからの楽しかった思い出話を聞けるのを楽しみにしております。 お気をつけてお出かけください!

この夏を乗り切る運動前の栄養管理について

運動前の栄養管理について 部活や習い事、クラブ活動など、日々スポーツを頑張っているお子様のいるご家族は、食事や環境面で良いサポートをしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
今日は、試合前日や運動の直前などどういった事に気をつければ良いか部分的にお伝えしていきたいと思います。

1.消化に時間がかかる食事は避ける

お子様などは特にですが、試合前や習い事の発表会前など精神的に緊張すると便秘や下痢が起こるなど、お腹の調子が崩れてしまうケースがあります。
また、試合前の緊張状態から、消化吸収がいつも通りに行われない可能性もあります。 そのため、試合前日から、消化吸収に時間がかかる食事は避けたいものです。
試合前はスタミナがつく料理として、ステーキや焼き肉などの準備を考える方もいるかもしれません。
しかし、揚げ物など油を多く使う料理、脂質の多い肉を中心にした料理は、消化に約12時間ほどかかります。
試合前日から脂っぽい食事は避け、炭水化物を中心にした料理を心がけたいものです。

2.生もの・食物繊維の多い食品は控える

試合でパフォーマンスを発揮するためには、消化不良や食中毒が起こる可能性がある食べ物もできるだけ避けます。
刺身や生卵など、普段食べていて問題がない生ものでも、試合前の緊張やストレスのある状態だと、消化に影響がでてくるかもしれません。
また、ごぼうやさつまいもなどの食物繊維の多い食品は、お腹の中でガスの発生原因となります。
試合中にお腹が張っていると、十分にパフォーマンスを発揮できなくなるかもしれません。
そのため、試合前日から生ものや食物繊維を多く含む食品は控えることが無難です。

3.試合の3~4時間前に食事は済ませる

食べ物は口から胃に送られ、一時的に胃にためて食べ物と消化酵素と混ぜ合わせ、腸に少しずつ食べ物を送ります。
食事直後には胃に血液が集まって消化を促しますが、食事直後に運動を行うと筋肉に血液が集まり、消化が遅れる可能性があります。
胃に食べ物がとどまるのは約3時間と言われております。
なので、試合の3~4時間前には食事を済ませ、胃の中を空っぽにした状態にしてから試合に臨むと良いといわれています。

よくある質問

①試合前に食べた方が良いものは?

上記の内容でもお伝えしましたが、 試合前の食事は、消化・吸収の時間を考慮し、試合開始3〜4時間前までには食べ終わるようにしましょう。
(例)白米、食パン、うどんなどの糖質源、卵や豆腐、牛乳などたんぱく質源、温野菜や野菜スープ、フルーツなど。

②試合前に食べない方がいいものは?

試合の前日の食事ではグリコーゲンローディングに加えて、消化不良を起こす可能性があるものは避けた方が良いかと思います。
(例)唐揚げ、焼肉、ステーキなど脂質の多い食べ物。刺身や生卵などの生もの、高級な栄養ドリンクなど普段口にしないもの。 脂質が少なく、さっぱりとしたメニュー (焼き魚や煮物、和食のメニュー、和風パスタなど)にしましょう。

③カステラは捕食に良いのか?

カステラは1個で約100kcalのエネルギーが補給でき、基本的に油を使わないで作られる食品のため、脂質は低いです。
脂質を抑えながら消化の速い糖質がとれるカステラは、まさに試合前にぴったりの食べ物といえます。

④試合前日にヨーグルトを食べたら?

腸内環境のことを考えると、普段なら、食物繊維はたくさんとってほしいのですが、消化不良を起こしやいすので、試合前日の夕食や試合当日は、控えるようにすることです。
また、ヨーグルトなどの乳製品も人によっては緊張時に消化不良を起こしやすいので、試合期には控えたほうがいいかもしれません。

⑤試合前 パスタ なぜ良い?

パスタ……グリコーゲン(糖質)を体内に溜め込みやすく、運動前までにエネルギーを貯蔵することができます。 また溜め込んだ糖質をゆっくりとエネルギーに変えるので、試合でのパフォーマンスを最後まで維持できます。


上記の内容は患者様からも良く質問などがあります。
僕も現役時代はパスタを食べるようチームから指示されてました。
その頃は理由もわからず、黙々と食べてましたがそういった内容には必ず意味があり、わかっていたら、もっと色々な知識を加えながらスポーツに取り組めていたかもしれません。 皆さんもお身体のケガだけでなく栄養面も意識できるとスポーツだけでなく、健康面も維持できるかと思います。 是非、治療にきた際何か質問などございましたらスタッフまでお声かけください。