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頚椎疾患について、、9月のご案内

9月のご案内

皆さんこんにちは。
体調はいかがですか?
暑い夏の陽気はまだ続いていますが、少しずつ心地よい時間も増えてきているような気がします。
身体に気を付けながら残りの暑さを乗り切りましょう。

9月の診療ですが、当月は変則的な診療の予定はございません。
毎週水曜日、第三日曜日は休診させていただいておりますのでお間違いのないようお願いいたします。

7月、8月にご来院頂いた学生の患者さまの中には、この秋に試合などを控えている方も多くいらっしゃいます。
スタッフ全力で治療面からサポートをしていきたいと思います。
応援もしてるのでケガには気を付けて頑張ってくださいね。

頚椎症とは?

頚椎症とは、頚椎の椎間板、ルシュカ関節、椎間関節などの適齢変性が原因で、脊柱管や椎間孔の狭窄をきたして症状が発現した疾患です。 そのうち脊髄症状を発症した場合を頚椎症性脊髄症、 神経根症が発症した場合は頚椎症性神経根症とに分類されます。 神経根症では主に一側性に痛みやしびれが生じます。 エムズ整骨院の患者様にも神経根症を発症した経験の方も受診しているので、ご案内させていただきます。

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症とは、筋肉の柔軟性低下、関節の変性、変形など何らかの頸椎にストレスがかかる事をきっかけに、神経根が圧迫されて、首、肩、腕、手に痛みやしびれなどの症状が起きる疾患です。
神経根とは、神経が脊髄から枝分かれしたすぐそばの部分のことをいいます。
神経根は7つある頚椎の間を通るので、 頚椎に加齢変化が起き、上下の頚椎同士の隙間が狭くなると、圧迫されて様々な症状を起こします。

頚椎症性神経根症の診断は頚椎を後方へそらせる(後屈)と腕や手のしびれ・痛みが増すことや、レントゲンやCT検査で頚椎症性変化を認めることで診断します。
MRIで神経根の圧迫を確認しにくい場合もありますが、骨棘による椎間孔(神経根が出ていく孔)の狭窄がわかる場合もあります。

気をつけた方が良い事は、首を屈曲(下を向くこと)、または伸展(上を向くこと)した姿勢を長時間続けないようにしましょう。 日常生活では、勉強、読書、スマホ、編み物、パソコン操作、テレビを見る、などの際に注意しましょう。
たとえば、首を前屈してスマホを見続けている方は多いです。
こういった方にも、症状を悪化させる可能性がありますので気をつけましょう。

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎には、頚髄(脊髄)とよばれる神経組織が通っており、脳から手や肩に向けて送られる信号は全てこの頚髄(脊髄)を通して届けられます。
各頚椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頚椎を支えるクッションの働きを持っています。
この椎間板が破れて各神経を圧迫するのが頚椎椎間板ヘルニアです。

原因

椎間板が飛び出してくる原因の一つとして、老化現象による機能の低下が挙げられます。
頚椎の間にある椎間板は常に圧力のかかる状態にあるので、組織の中で最も早く老化が起こるとされます。
そのため、劣化が進んで外側の膜に亀裂を起こし、中の髄核が飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれなどの症状を引き起こすのです。
もちろん、運動などで活発的に動き頸椎にストレスをかけてしまう事もあります。


主な症状
1.首・肩部症状 肩こり、首痛、背中の痛み、前胸部痛
2.腕、手症状 上肢の痛み、腕のだるさ、手のしびれ、手のむくみ、握力低下、腕の筋肉の萎縮
3.頭部、顔面症状 後頭部痛、頭痛、目の奧が痛い、眼性疲労、眼充血、耳鳴り、めまい、ふらつき
4.下半身症状 脚のつっぱり、歩行障害、尿コントロール障害、尿失禁


症状について生活面でも下記の様な表現もあります。


首の後ろや、肩、腕の痛み
首の後ろや、肩、腕のしびれ
頭痛 手の動きが悪くなった
手に力が入りにくくなった
手を使った細かい仕事が難しくなった 箸での食事が難しくなったり、ボタンをとめる のが困難になった
字を書きずらくなった


何か思い当たる事はありますか?
何かありましたらいつでもご相談ください。
医療機関の先生ともご相談しながら、皆様へのお身体改善に向けたご提案をさせていただきます。