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年内の診療も残りわずか。。

年末年始の診療のご案内

今年も残りわずか、、。

皆さんこんにちは。
2023年も後少しで終わってしまいますが、
私たち自身も日々診療していて、あっという間に月日が過ぎてしまい開院してから3度目の年越しを迎えようとしています。

今年もまた色々な出来事があった一年でした。
こうして充実した日をおくれるのも、ご来院頂いく患者様のおかげだと思っております。
本当にありがとうございます♪♪♪

また来年も、スタッフで力を合わせて皆様に喜んでいただけるような治療を施していけるよう努力して参ります。

年末年始の休診について記載いたします。

12月30日(土)〜1月4日(木)

上記の日程で休診させていただきます。
皆様には大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。
お間違えのないようお願い申し上げます。

今日は、お身体の神経症状について少しお伝えしていこうと思います。

身体には皮膚表層に神経分布しているデルマトームという表現があります。
僕たちが治療するにあたり、参考にしているものになります。
実際どんなものなのか。
それを踏まえてどう見立てていくかご説明していきます。

デルマトームとは?


『皮膚が感知する刺激を入力する脊髄レベル』
『脊髄の各髄節は特定の皮膚領域の感覚を支配しているため、脊髄神経による皮膚の分節的支配様式』
『脊髄神経が支配している皮膚感覚の領域を模式図化したもの』

デルマトームは、様々な表現で説明されています。
エムズ整骨院にご来院される患者様にも症状に応じて時々お話ししますが、デルマトームと言われても、あまりパッとしませんよね?

デルマトームとは簡単に言うと、脊椎(背骨)から走行する脊髄神経でどこの場所が障害され痛みや痺れが起こっているのかを教えてくれる「地図」のようなものです。

まずはデルマトームへの理解の第一歩として、脊髄神経を知ることが重要です。

それぞれの神経の頭文字をとって、、、
頚神経(cervical nerve)=C
胸神経(thoracic nerve)=T
腰神経(lumbar nerve)=L、
仙骨神経(sacral nerve)=S
尾骨神経(coccygeal nerve)=Co


上記のように表記されます。
このアルファベットに神経の番号を付けるます。



デルマトームを理解するためには、まずは「脊髄神経」を少しだけ理解することが最も近道だと思います。

脊髄神経は、脊椎の椎間孔から1対ずつ出ています。

頸椎の間から出ているのが頸神経(8対)
胸椎の間から出ているのが胸神経(12対)
腰椎の間から出ているのが腰神経(5対)
仙椎から出ているのが仙骨神経(5対)
第1尾椎と第2尾椎の間から出ているのが尾骨神経(1対)です。

デルマトームの活用方法


デルマトームは、前述のとおり脊髄神経が支配する皮膚感覚の領域のことですので、実際に痛みや痺れが生じている部位から、どの脊髄神経が障害されているのかを知ることができます。

これを利用し、患者様から症状をお伺いする際に足のスネが痺れる。お尻が痛い。指が痺れる。
など色々なお話しがあがってきた時に、脊柱の椎間に問題があると疑ったときは検査内容も変わってきます。

実際、調べる方法としては、私たちは院内にて画像撮影することはできません。
ですが、特定の内容を把握する深部腱反射や知覚鈍麻の有無。いつからの症状なのか?
発生機序などを材料にお見立てして処置していく事ができます。

この投稿をご覧になって、身体に痛みやご不快な症状があると思った方は是非ご相談ください。

検査した結果、神経の影響がない事も充分考えられます。
皆様が安心して生活できるようお力になれればと思います。

最初にも年末年始の診療スケジュールも記載しましたが、年内の診療も残りわすがです。

今月29日(金)までご予約の必要はなく通常診療しておりますので、ご来院ください。
僕たちの持てる力を全力で尽くしていきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。